ホームページ移転のお知らせ

OCNのホームページホスティングサービス「PageON」が2015年2月28日でサービスを終了するとのことなので、「ホントに電子書籍は普及するのか」を移転いたしました。

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ホントに電子書籍は普及するのか

 2010年が電子書籍元年と騒いでいたのは出版業界とマスコミだけで、一般消費者へは全く浸透しなかったのが「電子書籍」・・・。ついに2012年「黒船襲来」、Kindleが日本に上陸し、翌年の2013年こそ本当の電子書籍元年なのではないでしょうか? iPad・Android OS系タブレット・Kindle Fireや、楽天KoboやBook Liveなど独自端末も発売されたことだし、ここで一発ドッカ〜ンっと盛り上げて行きたいところですが、ホントに電子書籍は普及するのでしょうか?

 電子書籍で一番売れているのが「漫画(単行本)」です。ちょっと懐かしいものから最新のものまで全体的に調子が良いそうです。タブレット端末に入れておけば何冊あっても邪魔にはならないし、通勤通学中の電車内で読んでいても外見では何を読んでいるかどうかわかりませんからね〜(笑)!集英社の少年ジャンプ系列が人気のようです。

 その他の売れ筋では「小説」「雑誌」など人気があります。買う本が決まっていれば、いつでもどこでもネットに繋がりさえすれば書店に行かなくても入手できるのは便利です。

 しかし「人気がある」と言っても「電子書籍という括りの中」での話です。出版業界全体で電子書籍が占める割合はまだ10%前後なので、「日本人の活字離れ」の加速をわずかながら鈍らせる程度。出版業界全体が低迷しているので、電子書籍というだけではまったく起爆剤としては役立っていません。

 iPadをはじめとするタブレット端末は結構売れています。「2012年度上期国内タブレット端末出荷概況」によると、2012年度上期(2012年4月〜9月)のタブレット出荷台数は前年同期比82.1%増の193万台で、Apple社が118万台とダントツの1位!OS別ではiOSが61.1%、Androidが38.9%とAndroidも健闘しています。2012年秋から発売されたNexus7が好評なので、2012年度下期以降はもう少しAndroidが伸びると予測されます。個人的にはKindleFire HDやWindows8タブレットがどこまで食い込んでくるのか楽しみです。

 しかしタブレット端末のほとんどは「読書専用端末」ではありません。KoboTouchやLideoのような「読書専用端末」もありますが、主役はあくまでも「パソコンレベルのタブレット端末」です。「読書専用端末」では電子書籍ストアも限定されるし、画面サイズが5インチ前後でモノクロなのが多いので、小説専用と言っても過言ではないでしょう。その分販売価格が8,000円前後と格安なのですが、表紙装丁などがカラーでも、その雰囲気を味わえないのはとても残念です。

 現在「パソコンレベルのタブレット端末」の販売台数がパソコン(ノートPCも含む)を越えるのは時間の問題と言われています。自宅で使われているパソコンの多くは「ネットサーフィン」と「メール」の使用です。パソコンの性能で言えば「Core 2」というCPU(2008年ぐらいまで)あたりで十分なんです。もちろんチョットしたワープロや画像編集なども全く問題ありません。すでに最新のタブレット端末はこの領域に辿り着いています。

 今後はパソコンに取って代わるタブレット端末が主流になるなら、外出時にはスマートフォンとタブレットという組み合わせで、持ち歩くということになります。そのタブレット端末にはどれだけの電子書籍が入っているのでしょうかね〜。。。

 このホームページは暴言に近い意見を多く記述していますが、自分の中では波紋を呼んじゃえるような内容の意見でないと意味がないと思っています(意図的にあまり敬語を使わないようにしています)。そのためには概念や本質を見失ってはイケナイし、ダメなものはダメとはっきり言わなければならないと考えています。もちろん電子書籍でこうなったらイイなぁというアイディア(?)も満載です!アイディアに対する相談も受付けていますので、【お問い合わせ】から連絡をください!!なお、苦情や削除依頼などは一切受付けませんが、時代の進歩とともにさまざまな変化もするだろうし、現状の記述が過去の物となって間違いになってしまう事も多々あると思うので、参考意見のみ受付けます(ホームページの作りがショボイとか同じコトが他のページにも書いてあるからウザイとかは勘弁して下さいね!)。